出しきる。
寒暖の差が激しいようです。皆様、体調管理はいかがでしょうか?
↑薬剤師カクテル(シロップ)付です。これだけでお腹いっぱいになりそうです。ええ。
この時期、お決まりのように対アレルギードーピング。こんにちは、ゴイデです。
↑ 先日、家族旅行で宿泊した某ホテルのクロークにスーツケースや手荷物を預けた際のネームタグ。
はい、ワタシは「ゴイデ」ではない。
↑2枚目。ワタシは「ゴイデ」ではないし、「ヒロアキ」でもない。
↑・・・。 だから「ゴイデ」ではない。そして「ビデアキ」でもないっ!!
「ゴイデ」 はともかく、 『ビデ』 アキ、ですか・・・
ワタシがTOTOなどの、衛生陶器メーカー関係の人だったら怒りMAXかもしれませんが、ここは大人のスルー。
しかし、どう聞き取ったらこうなるんでしょう??
ボケにツッコミを入れてくれって事かもって、悩んでしまいました・・・。
が、子供たちは大喜び。
何だかとても楽しくなったので(?)、旅としては良かったのですが。
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現在、見学会として公開させて頂いている、「桜台の家」。
大きな造作書棚がアカデミックな雰囲気を感じさせる、このスペースが住居の中核となります。
例えば全ての家族が、夕食後にソファーに腰掛けテレビを見て寛ぐかと言えば、そうでもない。
食事の後の寛ぎは、コーヒーを飲みながら読書かもしれないし、ネットサーフィンかもしれない。
試験に向けての学習や、趣味のプラモデル製作かもしれない。
資料や道具を広げても作業ができる大きなテーブル、そして手の届く距離にPCや書籍があれば、調べものしながら作業ができるし、勉強もはかどるかも。
食事をするダイニングテーブルとは別に、作業カウンターのような数人で囲めるテーブルがある生活も悪くないのではないかと思います。
戦後の効率重視の住宅政策や、住宅産業が取り組んだ画一化が生み出した●LDK、という括りで住居を考え家づくりをスタートさせるよりも、もっと自由にどのように生活したいのか、自身にとって何が快適なのかをまずじっくりと考えてみるのも良いのではないかと。
そういった機会が無いのかもしれませんし、日本人の真面目な気質なのかもしれません。
だからこそ、 『こんな家にしたい』 と、抽象的でも心に温めている事があれば、出しきって頂きたいと思っています。
この住居のクライアント様も、「出しきった」 かつ「やり切った」と言っておられました。
本格的な建築計画のご依頼を頂いて一年数か月。
最後にそう感じて頂いて、暑い日も寒い日も、一緒に随分と検討を重ねて来た甲斐があります。
僕らもしっかりと妥協なく、計画された全てをやり切れそうです。はい。
実際にカタチにして行くのはイロイロと、シビレますけど・・。
↑限られたスペースを有効利用する為、本棚は吹き抜け部分までの計画となりました。
高い位置は移動式の梯子を使います。スチール梯子を現在製作中です。
↑見学会チラシを見て気付き、来場して確認しておられたツワモノもいらっしゃいましたが、この本棚、全ての区画ごとに底板と背板に角度がついています。
製作するには結構手間がかかります・・・。
でもこうする事で、使ってみると驚くほど本の「据わり」が良くなります。
地震などの際に落下の危険性も少なくなります、ハイ。