ヒューマンタッチ。
花粉まっさかり、キプレス錠に加え、ゼスラン錠も投入し現場へ向かう日々です。
頭がスッキリとするアレルギー薬ってないものでしょうか?
コイデです。
←三種の神器。春はドーピングの季節です。
日中爽やかであろう今日この頃、明後日はM様邸オープンハウスです。
会場となる現場のお施主様に、最初に言われたのですが僕らの冬場の寒い時期に開催した完成見学会に訪れて以来、ご主人曰く、奥様が「ファンになってしまった。」と。
暖かいのはもちろん、ヒューマンタッチな僕らの住まいの雰囲気をご評価頂いたと勝手に思ってマス。
僕らはいつも、キレイに見せながら控え目で主張しない空間設計をと考えています。
造り込み過ぎてまとまりがないと落ち着きませんので。
さりげなく住まい手のセンスを引き立てながら、ご家族を強く優しく見守る存在がベストです。
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そのM様、今のお住まいは以前中古でご購入した戸建木造住宅です。
当然、「暑くて寒い」住まいだそうです。
冬場の暖房費はなんとっ! 40,000円/月 というツワモノでいらっしゃいます。
それもそのはず、夜寒いのでガスファンヒーターつっけっぱなしだそうです・・・。
お金だけの問題でなく、大変危険です。
M様は以前、いろいろなハウスメーカーやビルダーの展示場やら見学会に足を運んでいらっしゃったようでした。
そこはご職業柄見識の高いM様、今後のエネルギー事情や電気代・燃料費高騰を見据え、新しい住まいに対する要望は経済性が高い住まい、そして快適な住まい。だったそうです。
「大容量の太陽光発電システム載せてガンガン暖房」的な家や、〇〇エア〇ー的な住まいも検討したそうですが、しっくりこなかったと。
ますます住宅が『家電化』 して行く中で、メカニカル的な要素が住まい手の感性に本当に合うのでしょうか?
震災以降見直す向きもありますが、国の住宅政策は “家電化”
それが省エネルギーを推進すると。
HEMS(ホームエネルギーマネージメントシステム)然りです。
太陽光も、エアコンも、給湯器も、調理器も、換気システムもボタンいっぱい画面チラチラ。
しまいには住宅にも取り扱い説明書とボタンと液晶画面付きの制御装置。
15年前から高気密・高断熱・メカニカルな住まいづくりに携わってきて、ある時気付いたんです。
快適だけど、メンテナンスや住まい方が難しすぎる・・・・。と。
少なくとも僕らは、「太陽熱」や「地熱」といった自然の恵みを得るための技術は使いますが、小難しい事はなく例えばおばあちゃんの一人暮らしでも、メンテナンスが容易で何も考えずとも、春夏秋冬快適に住まえるようになっています。
不安なくゆったりと暮らしていただきたいので。
↑ 給気フィルターボックスと断熱ダクトを取りつけるT氏。(・・・写真意識してないか?)
とは言いつつ、給気フィルターは2年に一回交換して頂いています。
清掃の必要はありません。
脚立などを必要とせず、交換は目線の高さで行えるので楽々です。
外からの花粉はもちろん、自動車の排気ガスなどもシャットアウトして清浄な空気を家中に循環させます。
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↑ M様の奥様からの差し入れ。
キャップがヒューマンタッチだ・・・。
僕らもなんだか嬉しくて思わずニッコリでした。