吊り下げる。
お気づきの方は大勢いらっしゃいますが、「ブログ更新=見学会開催」の方程式がすっかり定着してしまいました。
皆様、お久しぶりです。コイデです。
そうです、完成見学会を開催致します。
運動会・授業参観・アクアラインマラソン、、 の時期ですが、ぜひご来場ください。
季節は移ろい、すっかり秋となりました。
徐々に冷え込んでくる時期となりましたが、夏の猛暑はほぼ忘れ、「また寒い冬がやってくるな~。」などど感じる季節ではないでしょうか。
コージーのOB施主宅の住まいでは、まだまだ暖房登場の季節ではありません。
が、我がドゥーターたちは、暖かい家に住んで体(と心)が軟弱化しているのでは、と疑っています。
↑夏休み。
プールの水が冷たいと、太陽光を吸収中。
水辺にこういう変温動物とかいるな・・・。
泳いでください。
すみません、そこまでされると連れてきた方としては悲しくなると思うんですけど・・・。
およ・・・ぎませんよね。
ま、住居の温熱環境によるものではなく、単に気合不足(←前近代的発言。)でしょう。と、しておきたい。
◆
見学会の会場となる物件のクライアント様とは、初めてお会いした時からはや3年弱のお付き合い。
敷地条件が厳しく、条件を整えるのにも時間を要しました。
ようやく暖かい冬を過ごして頂けそうです。はい。
今回の物件のプロジェクトテーマは、「ディスプレイ」、そう、飾る、です。
某、クマ型フィギュアです。
フギュア自体の形状には手を加えずに、カラーリングやプリントデザインのみ変えるという、個人的には非常に興味がそそられるデザイン手法。
企業ブランドやアニメ・映画など様々な媒体とコラボレーションして展開しているようです。
クライアント様は、このフィギュアが数百体・・・あるそうで、このクマたちを眺めたい、ダンボール箱に収納されたクマたちが日の目を見ることができる住まいを、との要望でした。
400%・28センチ。
大きいもの。1000%・70センチ。
リビングはもちろん、玄関や、廊下、トイレなど各所に飾る事も考えられますが、住居は何十年という長期的にどう使われて行くかも検討しなければなりません。
かと言って、このプロジェクトでは、良く見る納戸や小屋裏などの「コレクション部屋」をつくっても足が遠のく様では現状と変わらなくなってしまうのでは、と考えました。
そして、子供たちの世代になった時の事、趣味趣向に変化が訪れた時の事、様々なことを予想し、その時に最大限活用できるように設計しました。
また、住居としてのデザインコンシャスも重要ですので、多彩なカラーがディスプレイされるエリアを限定的にすることに。
その方がお掃除やコレクションの状態管理もラクですし。
コレクション数がとても多いので、垂直方向の空間を無駄なく利用し、パブリックスペースにありながら集中的に 「ディスプレイ・メンテナンス・収納」 ができるスペースを計画しました。
↑ 「有孔ボード
」 です。
もちろん、フィギュアのディスプレイだけではありません。
「吊り下げ」 て、無駄なく壁面スペースを活用します、ハイ。