視線の先。
私の扱う掃除機の騒音問題で家庭内がチョイチョイ紛糾しております、コイデです。
ダイソンは結構神経を逆撫でするような音がするので理解できますが。
DC35を導入してまる4年、そろそろ買い替えたいと思っていたところ、今月の21日、明後日に新型が・・・。
←「V6 Fluffy」。性能もすごいが価格も8万円越えと、スーパーです。
価格と家庭内の意見を考慮すると、残念ですがワイフの同意を得られる気がしません・・・ハイ。
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建築計画をご相談頂く際に、設計事例として住宅見学会やモデルホーム、入居後のオーナー邸などをご案内することが多いのですが、
クライアントより 『これは(←意匠など)クライアントの希望ですか?それとも設計側の提案でしょうか?』
と良くご質問をよく受けます。先日の住宅完成見学会でも同様のご質問を受けました。
その際、『えーと、どちらもですね。』
などと、なんとも冴えない返答をしてしまうワタクシ。
設計の方向性を検討する際にはクライアントのニーズが欠かせませんが、具体的な指示を頂く事も稀です。
クライアントの潜在的な嗜好があって、それを私たちが住居デザインとして具体化し同意を得て行くという一連の作業は “共同作業” だと思いますので。
そう考えると、先程のご質問には 『一緒に考えました。』 という答えが正しいのでしょうか。
先日ブログに書いた I 邸。建築地を初めてご訪問した日は年が明けて間もない頃でした。
伺った時に、アウトドアチェアが何脚か置いてありました。
私 「ゆったりできてイイですねー。」
I 様 「ここは日当たりも良くて暖かいんで。」
「ここからだと鹿野山も見えますし。夏は花火もあがりますよ。」
↓
皆で眺める。
↓
サイトー氏 「では、ここをリビングにして鹿野山や里山の四季を住居へ取り込みましょう。」 と。
実際には諸所の検討の上に進んで行きますので結構掻い摘んでお伝えしましたが、土地取得からでも、建替えでも、いままでの何気ない暮らしの中に良い住居設計のヒントはあるのだと思います。
あえて言うなら “感じ取る”、 ということでしょうか。
秋は紅葉が美しいのでしょうね。
I 様、楽しみにしていてください。