完 徹 。
朝日がとても目にしみます、コイデです。
この日は朝からK邸のしっくい塗の仕上げ状況の確認で現場へ。
久しぶりに徹夜してしまいました。
若いころと違ってさすがにキツイです。
でも「今日は乗ってる」って時はやってしまわないと。
知人のグラフィックデザイナーは、「集中できる」とのことで夜中に仕事をして昼過ぎまで寝ているので午前中はまず電話がつながりません。
でもそうなってしまうのもわかります。
日中だとイメージや考えをめぐらせている時に電話やら来訪する方の対応などで思考が途切れてしまうんです。もう少しで「出そう」な時に中断してしまうと、真っ白なんてことに。
夜の時間の流れって、昼間と違い要は何事にも邪魔されないんですよね。
人間の脳の構造的には昼間の方がいいんでしょうけど。
で、ぼくらはと言うと設計段階の業務は、『無から有を生む』準備の業務。創造の時間だと。
ですので、夜中とか打ち合わせの無い祝日などが集中できてしまったりします、はい。
クライアント様が夫婦+子供だから「4LDK、収納多い方がいいからシューズクロークと納戸も入れて、窓は大きくしましょう。」なんて風でしたら難しい事はありませんが、それでは「普通の満足」に終わってしまいます。
依頼者の “考えの及ばない” 利便性・快適性・デザインを提案できなければ、ぼくらの存在意義がありません。
標準化と効率化が生み出した「住宅とはこうゆうもの」という与えられた住宅イメージを、ひと手間かけた建築で「もっと自由な発想でいいんだ」と感じて頂きたい。
頂いた予算枠以上の価値と満足を「創造」したい。そう思います。
でも、現場の方は朝がはやいんですよねー。
で、そのままクライアント様の土地のご契約の立ち合い、そしてプラン打ち合わせと脳みそにムチを入れながら一日終了。
昼夜必要な仕事って・・・。
仕事の仕方を考えねば。
現場でケガするといけないのでこうゆう日は早く帰って風呂デス、はい。