梅雨明け待ち。
ブログをさぼっている間にまたもや季節が変わろうとしています。
コイデです。
↑筍堀が・・・
建築業者さんの監理の仕事も着工のメドが立ち、クライアント様から設計依頼を受けていたプランのスタディも何件かは方向性が定まりつつあります。
ここからしっかりと計画を組み上げてお盆までにはクライアントさんと一息つきたいところです。
頑張らねば。
↑事務所前の空にも夏の雲が。
瓦屋根に青空ってなんだかノスタルジックで好きな構図です。
しかし、電線多いな。
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サイディングやビニールクロスと違い、漆喰など塗り壁や紙クロスなどで内装の仕上げを行う物件はこの「梅雨」という季節が結構やっかいな存在。
天気予報をチェックしながら工事タイミングを計り、湿度による部材の特性ごとに水分量を考慮しながら工事しなければなりません。
↑下地モルタルの上に、仕上げ塗り工程の下塗りを行ったところ。
↑外壁の塗りパターンの確認。
クライアントとのサンプルを使った打ち合わせで決まったパターンがあるのですが、結局のところ職人の手仕事ですので、施工する前に塗りパターンの “具合” をお互いに確認し合います。
塗る直前に打ち合わせ、内容を頭に叩き込んで頂き一気に塗ります、ハイ。
塗り付けてしまうとわからないのですが、漆喰は消石灰とともに「スサ」とよばれる紙や麻などの植物繊維で構成されています。
漆喰の強度を上げ、収縮などを抑える為なのですが、塗る方としては珪藻土などと違いこれからの時期スサの多いしっくいは鏝伸びが悪く大変なのだそうです。
施工後は二酸化炭素を吸収しながら徐々に硬化し白くなって行きます。
ともあれ、梅雨明けはまだちょっと先でしょうか。